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東北大学大学院 生命科学研究科 脳生命統御科学専攻

発生ダイナミクス分野 杉本研究室

微小管とγ-チューブリンとヒストンの蛍光ライブイメージング画像。線虫C. elegansの初期胚。

CELL DIVISION

東北大学大学院生命科学研究科教授杉本亜砂子

細胞はたった一つの受精卵から様々に分裂・変形・移動を繰り返しながら動物個体の複雑なかたちを作り上げていきます。こうしたダイナミックな細胞の変形はどのような分子メカニズムで制御されているのでしょうか?

当研究室ではこの疑問に答えるべく、細胞数が約1,000個と少なく、ゲノム情報が蓄積されている線虫C.elegansを用いて研究をおこなっています。

高度な顕微鏡観察技術やCRISPR-Cas9等の遺伝子機能改変技術を駆使することで、細胞分裂・細胞極性形成・形態形成などの個体発生の基盤となる現象の解析を進めています。さらに、C. elegans とその近縁種の比較解析による、個体発生制御メカニズムの進化発生生物学的研究にも力を入れています。

News

24/8/28

線虫研究の未来を創る会2024にてポスター賞を受賞しました!

・飯塚稜 (東北大学・杉本研究室)
The dauer state of C. inopinata can be induced by fig-derived bacteria
・上床直紀 (Naoki Uwatoko) (東北大学大学院生命科学研究科・杉本研究室) Contribution of telomere-binding proteins to programmed DNA elimination in Caenorhabditis auriculariae / 線虫 Caenorhabditis auriculariae の染色体削減におけるテロメア結合タンパク質群の寄与
・秦梨伽子 (東北大学 杉本研究室)
Comparative analysis of early embryonic dynamics of P. pacificus and C. elegans

24/4/5

畑中龍平さんの論文「The impact of differential transposition activities of autonomous and nonautonomous hAT transposable elements on genome architecture and gene expression in Caenorhabditis inopinata」が遺伝学の専門誌GENETICSに掲載されました。

GENETICS https://academic.oup.com/genetics/advance-article/doi/10.1093/genetics/iyae052/7641118

24/3/25

学位記授与式が行われました。みなさま、おめでとうございます🌸

中條桃江さんが 生命科学研究科 研究科長賞を受賞されました。

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